停滞感の漂ったサッカー日本代表に再び躍動感のあるサッカーを取り戻すためには、どのようにすればよいのかを考えてみました。
6月にロシアワールドカップを控えた今、少し気は早いですがその次を見据えたチーム作りをこれから考えなければいけません。
あの躍動感を再び!香川,乾,清武の3選手
少し古い話になりますが、あれは2013年5/30に行われたキリンチャレンジカップ対ブルガリア戦です(日本0-2ブルガリア 豊田ス)。
後半開始からベンチスタートだった清武がピッチに入ると3-4-3から4-2-3-1へとフォーメーションを変更し、左に乾、トップ下に香川、右に清武が配置され、三人の巧みな連携によりチャンスを量産し、点は奪えませんでしたが、その可能性に大いに興奮しました。
この配置に賛否はありますが、少なくとも現在の代表戦と比べて見どころのある試合になることは間違いないでしょう。
当時と異なりキャリアが豊富になった3人
当時は香川がマンチェスターユナイデット、乾がドイツのフランクフルト、清武が同じくドイツのニュルンベルクで活躍しており、若手選手の部類にありました。
現在はそれぞれのキャリアを歩みプレースタイルも少し変わりましたが、ベースのプレースタイルは変わっておらず、さらにキャリア的にもレベルアップしているので、さらにワクワク感のある連携を見せてくれるはずです。
香川,乾,清武の現在は?
躍動感のあるサッカーに必要不可欠な三人ですが、現在の状況は気になるところです。
ここで2018年3月現在の三人の状況を見ていきましょう。
・香川選手
香川選手に関しての報道は数多くあり、怪我で戦線離脱していることも重なって、現在の状況は注目されています。
怪我の回復具合が思ったより長引いて、復帰は4月のシャルケ戦と言われています。
現日本代表への招集も注目されていますが、今は怪我を治すことに専念してほしいです。
・乾選手
現在スペイン1部エイバル所属の乾選手は現在も好調であり、もはやチームに欠かせない存在とも言え、それと同時に移籍先も注目されています。
今回はなぜか日本代表は招集外となり、その招集外でもハリルは批判されていました。
乾選手も代表最終選考で注目されています。
・清武選手
スペイン挑戦をしましたが、残念ながら帰国し現在はセレッソ大阪に所属しています。
ハリルジャパンでは香川選手とポジション争いをしていましたが、2月に右腓腹筋筋損傷と全治6週間の負傷と診断され、本大会の代表入りは絶望的と報じられています。
4年後に向けたスタートは3選手を中心に
ワールドカップを終えるとすぐにアジアカップが始まり、日本代表は新たなるスタートを切ります。
4年後は三選手30代となりますが、まだまだ戦えると信じています。
三選手を中心に最近話題の中島選手や乾と同じくスペインで躍動する柴崎選手など、それら将来性のある選手との融合は、想像しただけでも胸が熱くなります。
少し気の早い話ですが、次の4年に向けたチーム作りは、躍動感のある期待できるチームを目指してほしいと願います。