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【コパ・アメリカ】ブラジル×パラグアイの展望予想

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コパ・アメリカ、日本は健闘もむなしくグループステージ敗退となりました。健闘していただけに残念ですが、既にノックアウトステージの組み合わせが決まりどのような試合になるのか注目されています。

今回は第1試合目のブラジル×パラグアイについて、これまでの戦いぶりや注目選手、予想フォーメーションについて考えてみます。

グループステージの戦いぶり

ブラジルとパラグアイのこれまでの戦いぶりは実に対照的な結果となっています。まずブラジルについては開幕戦のボリビア戦をエースのコウチーニョの2ゴールなどで快勝。しかし次のベネズエラ戦では3度のVAR判定に泣き、スコアレスドロー。

そしてグループ突破をかけた3戦目、ペルー戦を5発大勝で文句なしの1位突破を決めています。

対するパラグアイは1戦目の招待国、カタール戦を2-2で追いつかれてドロー。次の強豪アルゼンチン戦も先制したが、メッシのPKで追いつかれて1-1のドロー。

最終戦のコロンビア戦に懸かっていましたが、1-0で敗退。勝ち点2でグループステージが終了しましたが、ノックアウトステージの最後の1枠を日本と争い、少ない失点数に助けられて見事滑り込んだという構図です。

注目選手

では、今大会の注目選手をそれぞれ挙げていきましょう。まずブラジルはFWのエベルトン選手です。ブラジルの大エース、ネイマール選手が今大会は負傷で出場辞退しており、その代役としての活躍を期待されていましたが、3試合で2得点と期待以上の結果が出ています。

第3戦では初めて先発しフル出場しました。大会の中で成長しているブラジルのキープレイヤーになると考えます。

パラグアイの方はMFのアルミロン選手です。今大会中、パラグアイは途中でフォーメーションを変えたり、FWの選手を固定せずに起用したりしていますが、アルミロン選手は固定でほぼフル出場で中盤のコントロールを任されています。

25歳ながら、既に代表で絶対的な地位を確立している彼からのパスが勝利に導く鍵になると思います。

予想フォーメーション

ブラジル代表は大会中固定してた4-3-3のフォーメーションで引き続き戦うと思います。

GKアリソン、CBにチアゴシウバとマルキーニョス、右SBにD.アウベス、左SBにフェリペルイス、中盤はカゼミロ、アルトゥール、コウチーニョの3枚、FWはエベルトン、ジェズス、フィルミーノでしょう。

対するパラグアイ代表は大会中に変えた4-4-2になると予想します。

GKフェルナンデス、CBピリスとアロンソ、右SBゴメス、左アルサメンディア、MFはサンチェス、R.ロハス、M.ロハス、アルミロン、FWにカルドソとゴンザレス。

注目ポイントと予想スコア

今カードは大会がブラジル開催のため、大声援を受けてホームで戦うブラジルに分がありますが、パラグアイも相手が格上ということは分かりきっているので、何かしらサプライズを仕掛けてくるかもしれません。

注目ポイントとしてはブラジルがどんな試合を見せるかが挙げられます。

グループステージでは個の力を見せ付ける形で成長を続けてきましたが、コンビネーションを含めた多彩な攻撃ができるかどうかが、これから先の強豪との大会を見据えたブラジルのテーマとなっています。ハイプレスとサイド攻撃に加え、SBや中盤との連携や飛び出し、CFのフィルミーノの活かし方など、成熟を高めるべき要素は多々あります。

チームとして成功しなければ、パラグアイに足元をすくわれる可能性は十分あります。それが南米大会、と言った感じですが、相手を完全に崩したゴールが見れるか注目しましょう。

以上のことから予想スコアは期待を込めて、3-0でブラジルの勝ちとします。

まとめ

いかがでしょうか。少しブラジル寄りかもしれませんが、パラグアイがどんなサプライズを起こすかにも少し期待しています。いよいよここから1発勝負の本気の戦いが始まります。

アジアとはまた違う本気の南米、なかなかの見物ですよ。28日9:30キックオフです。


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