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ラグビーワールドカップを100倍楽しむために知ってほしい【5つのルール】

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2019年9月20日、ついに日本でラグビーW杯が開幕しました。開幕戦のロシア戦に日本が勝利を挙げることができ、今後さらに盛り上がっていく中で、ラグビー経験があり、年間100試合近くを鑑賞している筆者が、ラグビー観戦を100倍楽しむために知ってほしいことをお伝えします。

ただ、それよりも何よりも、まずはラグビーを見てみたい、知りたいと思ってこの記事を開いていただき、誠にありがとうございます。ラグビーを少しでも好きになってもらうための一助になれればラグビー経験者として、これほどの幸せはありません。

これだけ知っていれば大丈夫、ラグビーの5つのルール

ラグビーを始めてみる人にとって、ルールがわからなくて楽しめないという声をよく耳にします。そんな方はこの5つだけ知っていれば楽しめるというルールをお伝えさせていただきます。

その1 得点を取る方法=トライ

トライはラグビーの特典方法のひとつで、1トライで5点をとることができます。トライとは相手陣地の最深部、トライラインの奥の地面(インゴール)にラグビーボールを付けることで得点できるのです。

逆にトライラインを超えても地面にボールを付けることが出来ないと得点にはなりません。つまりトライラインを超えた先でも地面につけるまで激しい攻防が繰り広げられるのです。

世界最高峰のW杯では地面にボールを付けるまでは全く気を抜くことが出来ない、激しい攻防が繰り広げられるのです。

その2 ボールを前に投げではいけない=スローフォワード

(引用元:spollup

ラグビーは自分よりも前にパスをしてはいけません。平行よりも前にパスしてしまう反則をスローフォワードといいます。しかし、ラグビーは自分の陣地から相手陣地までボールを前に運んでトライしないと得点になりません。

前に運ばないといけないのに前にパスしてはいけない、そんなジレンマを生むのがこのルールなのです。パスで前に運べないのならどうやって前に運ぶのか、自分でボールを持って前に走るしかないのです。

このスローフォワードというルールが体を張るというラグビーの醍醐味を生んでくれるのです。

その3 ボールを前に落としてはいけない=ノックオン

(引用元:産経

パスを受けるとき、キックを取るとき、落ちているボールを拾う時などに、うまくボールを取れずにボールを前にこぼしてしまうとノックオンという反則になり、相手ボールとなってしまいます。

チームメイトが体を張って前にボールを運んできたボールが、一転して相手の物となってしまうのです。激しい体のぶつかり合いの中であってもどれだけボールを大切に扱えるかが非常に重要となるのです。

その4 ボールよりも前でプレーしてはいけない=オフサイド

ラグビーのオフサイドは、サッカーのオフサイドと異なる点があり、理解しにくいという声をよく聞きます。そんな方には、ボールよりも前にいるプレーヤーやプレーに参加してはいけないということだけ、覚えていてほしいです。

例えばアタックの際はボールを持っているプレーヤーが常に先頭にいる必要があります。ボールを持って走っているプレーヤーよりも前に出て敵のディフェンスにぶつかってはいけないのです。ディフェンスの際はボールを持っている敵プレーヤーの背後に回ってプレーしてはいけないのです。

その5 地面に膝をついたら、プレーをしてはいけない

Front view of group of diverse male rugby players playing rugby match in stadium. Players tackling each other down.

タックルをした後やタックルをされた後に地面に膝をついてしまった場合は、立ちあがるまでプレーをしてはいけないのです。

タックルをされて地面に膝をついてしまったら、一度ボールを離して、プレーを辞め、起き上がってからプレーを再開することになります。

ディフェンスのプレーヤーは、タックルをして膝をついてしまったのなら、タックルした手を離さなければいけないですし、ボールを奪いにいった手も離さなければいけません。

まとめ

その他にもラグビーのルールはたくさんありますが、初めての観戦ではこの5つだけ、なんとなく頭に入れてもらえればより試合を楽しめるのではないでしょうか。

ついに始まったラグビーW杯、世界最高峰のプレーを見ることが出来る最高の機会です。これを機にラグビーのことを少しでも知って、楽しんでもらえたらと思います。

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