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西岡良仁選手 2019年の試合を振り返ってみた 

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現在男子シングルス世界ランク69位、24歳、サウスポーのテニスプレーヤーである。あの錦織選手と同じアメリカIMGアカデミーの出身、世界のトップ若手選手が選ばれる初代NEXT GENの10人に入った日本期待の選手だ。

いったいどのような選手なのだろうか?この西岡選手にスポットをあて、その姿を描いてみたい。

こんにちは。自称スポーツオタクのタマジです。スポーツでも特にテニスが好きで、テニスに関してはプロツアーの情報を逐一ゲットしている。また自らもプレーし、テニス歴はほぼ40年である。

日本人選手を中心に大会でのプレーぶりなどを追い、試合内容やその分析、見通し、ライバル達の動向などを記事にすることを得意としている。

今は、世界で最も期待される若手プレーヤー達、NEXT GEN初代に選ばれた唯一の日本人選手、西岡良仁選手に注目していて、大けがを乗り越え、再び成長曲線に入った西岡選手が高い世界の壁に向かって素晴らしいチャレンジをしているのを日々欠かさず見ている。

今後の各大会における西岡選手の活躍には目が離せない中で、もっと日本・世界の人が彼の素晴らしさに気づいてほしいという想いで、西岡選手にスポットを当て記事を書こうと思う。

伸び盛りを襲う大きなアクシデント

18歳でプロ転向後、順調に力をつけて臨んだ2017年シーズン、西岡選手は更に上位を目指す目下売り出し中のプレーヤーとして成績を残していく。

前年までに既にチャレンジャー大会では優勝を飾っており、1月の全豪オープンでは見事初勝利をあげ、さらにツアー大会では優勝まではなかったものの、当時世界18位だったアメリカのジャック・ソック選手、ビッグサーバーのイボ・カルロビッチ選手、そしてビッグ4に次ぐ存在であったチェコの名手、トマーシュ・ベルディヒ選手などを軒並み撃破、俄然注目を浴びる。

そして特筆すべきは、あのラファエル・ナダル選手やスタン・ワウリンカ選手といったビッグネーム、グランドスラムホルダーに対して大善戦したことであろう。ランキングも自己最高位の58位と50位以内目前、このままいけば錦織選手に続くトップ10入りも夢ではない、そう感じさせた。

そこへ襲う大きなアクシデント、「左膝前十字靭帯断裂」。激しいフットワークを常に要求されるテニス選手にとって、致命的とも思える大ケガだ。

小柄な西岡選手にとってフットワークは命、ツアーに戻ることができるのか、そんな心配すらあった。

ケガからの復帰

ほぼ1年近いツアー離脱、ケガ前のような激しい動きはできるのだろうか、そういった不安をよそに、西岡は復帰する。

そして2018年の全豪オープンで、ジョコビッチ選手を破ったこともあるシードのコールシュライバー選手に初戦勝利して2年連続で初戦突破。

そして5月のチャレンジャー大会を1年半ぶりに制覇、全仏オープンでは強打のサウスポー ベルダスコ選手に敗れるものの、9月のツアー大会でベルダスコ選手に雪辱、そしてついにツアー大会初優勝を飾る。

フェデラー選手、ナダル選手、ジョコビッチ選手などのビッグネームは、ケガなどでの離脱後、「更に強くなって」帰ってくる。すさまじいトレーニングが目に浮かぶ。

西岡選手もケガ前よりもボールの威力、パワーが増した感すらある。

2019年シーズンの結果は?

未勝利だった全仏で初戦を突破、たびたびビッグネームを倒しているデルポトロ選手との2回戦はフルセットの惜敗。

ウィンブルドンを除くグランドスラム3大会でいずれも初戦を突破する。ファンはもっと上位への進出を期待するだろうが、世界のほぼすべての上位ランカーが血眼になり勝利を目指すグランドスラム本戦の1回戦を勝ち上がることは、テニスプレーヤーにとって「偉業」ともいっていい。

予選を突破することですら相当な難関であるし、本戦では更に上位ランカーが待ち構えている。西岡選手がケガからの復帰後、更に力をつけている証拠だ。

7月のツアー大会では、2018年のNEXT GEN FINAL を制覇し2019年NEXT GEN FINALもラウンドロビンを全勝、準優勝したデミノー選手に見事勝利する。

グランドスラムに次ぐグレードのマスターズ大会では、何とベスト8まで勝ち進む。マスターズ大会はランキング上位者の出場が義務付けられ、ほぼ世界のトップ選手がエントリーしてくる。その中でのベスト8進出という大活躍だ。

2020年シーズンへの期待

(引用:選手名鑑)

西岡選手は身長171センチ、体重63キロ、男子プロテニスプレーヤーとしては小柄だ。武器はフォアハンドからの強烈はスピンボール、バックハンドのカウンターパンチ、これらを抜群のフットワークを土台に相手に浴びせていく。

ケガから復帰後は筋力に格段の進歩がみられ、サービスなどもパワーアップしている。ATPツアー、グランドスラム本戦で初戦突破は珍しくなくなった。ドロー次第では3R、4R進出も夢ではない。

2020年はケガをしないでプレーできれば、相当な成績を期待できるプレーヤーだ。

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