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【DAZN特集】Jリーグ ジャッジリプレイ 29話を視聴した感想

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こんにちは。
DAZN(ダゾーン)大好き松嶋俊です。サッカーのプロチームのコーチをしていてInstagramやティックトックで試合解説を行っています。よければどうぞ。

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さて、DAZNの番組の中でレフェリングに関する疑問やルールをわかりやすく解説し、審判についての理解・関心を深めてもらうことを目的にスタートした『Jリーグジャッジリプレイ』というのがあります。

今回は配信されたばかりのジャッジリプレイ♯29の内容、見どころを紹介していきたいと思います!!

 
Jリーグ ジャッジリプレイ
 

参考映像の引用元:DAZN

 

DAZNでお馴染みのアナウンサーの桑原学さん進行のもと、3人のコメンテーターを迎え検証していきます。

 原博実(Jリーグ 副理事長)

小幡真一郎(JFA審判1級インストラクター)

平畠啓史(お笑い芸人 Jリーグウォッチャー)
 

1.29話のラインナップ

 
Jリーグ ジャッジリプレイ
 

参考映像の引用元:DAZN

 

今回取り上げた大まかな内容は『ハンド』による判定についてですね。私はDF出身なので、ハンドについては特に気を付けていました。

故意ではなくても当たってしまえば反則を取られるケースもあり、ペナルティーエリア内であればPKを与えられてしまいます。

今回取り上げたケースはシンプルなハンドではなく、少し違った形での『ハンド』をピックアップしていますね。

一つ目から順に紹介していきましょう。

1-1.水戸vs磐田(攻撃側のハンド)

●ハンド後のゴール

 

 

参考映像の引用元:DAZN

 

このシーンでは、磐田の選手が打ったシュートが同じく味方の選手の手に当たりました。しかし、その手に当たったボールが、良い感じに磐田の選手の前に転がり、ダイレクトでシュートを打ち、ゴールに入りました。

この試合でのレフェリーのジャッジは、「ハンド」という判定をし、ゴールは取り消されました。

小幡真一郎(JFA審判1級インストラクター)の見解としても、ジャッジしたレフェリーを尊重する形で、同じく「ハンド」という判定が正しかったという意見でした。

競技規則には【偶発的であっても、ボールが自分や味方の競技者の手や腕に触れた直後に相手競技者のゴールに得点する、得点の機会を作り出す】場合はハンドの反則を取り、ゴールは取り消されることになるようですね。

競技規則を理解してこのシーンを見た場合、やはり「ハンド」だというレフェリーのジャッジは良い判断だったと私も思います!!

それにしても・・・取り消されたとはいえ、素晴らしいシュートでしたね!!(笑)

1-2.清水vs川崎F(攻撃側のハンド②)

●ハンド疑惑

 

 

参考映像の引用元:DAZN

 

1つ目のジュビロの選手のケースはハンドという判定でしたが、今回の清水の選手ケースも似たようなシーンでしたが、「ハンドではない」という判定になりました。

一言でいうと「微妙~~~~!!!」

理由としては、1つ目の映像のジュビロの選手の場合は、味方の選手の手に当たったボールを直接シュートし、これがゴールになったということで「ハンドがゴールを演出しているという認識」でハンドの判定になりましたが、清水の選手の場合は、手に当たった後、それをダイレクトでシュートしたのではなく、一つプレーが入ってから(ドリブル)シュートしているので「ハンドがゴールを演出」したのではないというレフェリーの判断で、ゴールが認められました。

私個人の意見としては「手に当たったんだからハンドじゃないの?」と思ってしまいますが、競技規則に乗っ取った場合、ハンドではないとのことです。

担当しているレフェリーによって個人差がでるのではないかと思ってしまいますが、1つ目と2つ目のゴールについて判定が分かれた原因は、ハンドの後に1プレーが入っているか(ドリブルやパス)どうかということはお分かりいただけたのではないでしょうか。

1-3.大宮vs愛媛(ノーハンド)

●ハンド疑惑

 

 

参考映像の引用元:DAZN

 

このシーンは先ほど紹介した2つのシーンとはまた違う種類のハンドです。大宮の選手が入れたクロスボールに対して愛媛の選手はクリアを試みます。

その際に、クリアしたボールがそのまま自分の手に当たってしまいました、大宮の選手は相手のハンドをアピールしましたが、レフェリーは「ハンドではない」と判定しました。

この判定に対して原副理事長は「クリアしようとした選手の技術的ミスで手に当たったのだからハンドでも良いのではないか」とコメントしていますね。

私も同じ意見で、プレーしている選手はプロなのだからミスして手に当たったのだからハンドでも良いのではないかと思います。

しかし、競技規則では『競技者自身の頭や体から直接手に触れる際はハンドではない』とされています。

 
Jリーグ ジャッジリプレイ
 

参考映像の引用元:DAZN

 

この競技規則の通りいけば、今回のケースはノーハンドということになりますね。

どうも納得いきませんが、競技規則通りに行わないと判定がブレブレになってしまうので、この判定は正しかったのではないかと思います。

最後のシーンになります。

1-4.大分vs仙台(ノーハンド!?)

●ハンド疑惑

 

 

参考映像の引用元:DAZN

 

これは明らかにハンドではないのですか!?と思ってしまうシーンでしたが、この試合のレフェリーはノーハンドというジャッジをしています。

しかし、小幡真一郎(JFA審判1級インストラクター)さんは次のような見解を語り、レフェリーのジャッジに対して一定の理解を示しています
 

「確かに映像で見てみるとハンドになってもおかしくはなかったですが、担当していたレフェリーから見ると仙台の選手は右足を出した際にバランスを取るために左手を広げているように見えたのではないか。そこにたまたまボールが飛んできて当たってしまった形なので、ノーハンドというジャッジをしたのではないか」

 
とコメントしていますが・・・

いや、ハンドでしょ!!(笑)

たまたまでもわざとでも、シュートを手でブロックしてしまった事実は変わらないのだから、しっかりハンドは取ってもらいたいなと思います。

原副理事長も、ノーハンドの判定には納得していない様子でしたね!!

2.まとめ

今回は『ハンド』についての議論になりましたが、私個人の意見としては、試合を担当するレフェリーの見方によって、判定に差が出るなという印象ですね。

しかし「これはファールだろ!!」とか「いや、ノーファールでしょ!!」とか、ワイワイ議論するのもサッカーの楽しさでもありますね!!

VARが主流になりつつある現代サッカーのレフェリングによって、判定の正当性は一定になりつつありますが、レフェリーの色を早く感じ取り「このレフェリーはあまりファールを取らないぞ」だっtり「このレフェリーはすぐにカードを出すぞ」など対策をたて、審判を味方に付け、試合を有利に持っていくこともサッカーの醍醐味でもあります。

なので、レフェリーのジャッジも楽しみながらサッカーを見ることが出来ればもっと面白くなるのではないでしょうか。

『Jリーグジャッジリプレイ』はDAZNで絶賛配信中ですので、DAZNの契約がまだの方は、これを機に契約し『Jリーグジャッジリプレイ』を見て、レフェリーのジャッジについて考えてみてはいかがでしょうか!!



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