観戦も練習の内?観戦の見どころについて解説してみました。
観戦の意味
ダーツをある程度プレイしていると、こういった事に悩む方も多いのではないでしょうか。
「01(ゼロワン)やクリケットでの勝ち方が分からない」
「フライトに矢が接触して思うように狙えない」
こういった悩みを抱えている方、実は少し見方を変えるだけで、自分の練習だけではなく観戦からも解決法が学べるかもしれません。
ゲームの戦略?
さて、ダーツはゲームであり、対戦するのであれば当然勝つ為に「戦略」というものが存在します。
・01(ゼロワン)ならソフトダーツであればBull、
ハードダーツであれば20のトリプルを得点源にする。
・クリケットなら高い数字から順に狙っていく。
こういった考え方は皆さんも取り入れているかもしれません。ですが、どんなゲームでも例外というのはあります。代表的な物としては、
・01「アレンジのタイミング」
・クリケット「相手の得点を越えた時」
こういった時にどこを狙うべきか、何を選ぶべきかという判断は、本来であれば沢山の試合の数こなすことで身に付けていくものです。ですが、プロの試合を見ればそれを素早く知識として身に着ける事が出来ます!
逆に本来選ぶべきでは無い選択をプロがした場合、それは何らかの理由があっての事である場合が多いです。
・コンディションに自信が持てなかったから?
・相手の今日の調子を考えた結果?
変化の理由を考えることで、観戦をもっと楽しく、有意義なものにしていきましょう!
狙う場所を変える?
さて、矢が接触して思うように当たらないとお悩みの方。一体どういったことを意識して観戦すれば良いのでしょうか。答えは簡単、「二投目以降にどこを狙うか」です。
プロもアマチュアも関係なく、投げている物は同じダーツです。優れた技術を持つとはいえど、同じ場所に三投狙うのが難しいというシーンは山ほどあります。そういう時、プロならどうしているか。
答えは簡単、彼らは「投げやすい別の場所」を狙っているんです。試合を観戦する時、ほんの少しだけ意識してみてください。
・一投目がブルの上側に当たった時
・矢が斜めに刺さってしまい、的が大きく隠れてしまった時
プロ選手だって神様ではありません、そんな予想外の嫌な状況、彼らは19や20のトリプルに狙いを変える事で、矢の接触を回避して得点を落とさずに戦おうとします。私達も、狙いを変える為の判断基準を観戦しながら学ぶ事で、上達に役立てる事が出来るのではないでしょうか?
以上に挙げた事の他にも、観戦から学べる事は沢山あります。
わたしがおすすめするプレーヤーは、日本の村松治樹選手。はお手本のように綺麗なダーツを投げるので、目的を持って観戦するのであれば学べる事が多いかと思います。
あとは香港のキャシー・リョンという女性プロは実力も勿論ですが、ファンサービスの意識などを忘れない、興行的な意味でプロらしい選手だと思います。ぜひ、ご参考までに。
このようなプロの大会を見るだけでもとても楽しいですが、折角自分もプレイしているのであれば、プロから積極的に学んで見ることも成長する上では必要なことだと思います。