2019年6月に開催されたコパアメリカ。森保一監督率いる日本代表チームは、グループステージで敗退したものの、世界に大きなインパクトを残しました。
なんと、そのメンバー23人中18人が23歳以下の東京オリンピック代表候補。(オリンピックのサッカー競技は23歳以下という規定があり、3人までのオーバーエイジ選手が登録可能)
これは、日本開催の東京オリンピック優勝に期待せずにはいられない!ということで、過去のオリンピックでの戦いとともに注目選手をご紹介します。
目次
- 過去の成績は?中田英寿や中村俊輔、小野伸二らが戦ったかつてのオリンピック
- 2020東京オリンピック日本代表「新たな黄金世代」の注目選手は?
- U22日本代表、親善試合で東京オリンピックの大本命ブラジルを撃破!(2019年10月18日追記)
- ブラジル戦後の反響は?(2019年10月18日追記)
- 国内外でかなりの反響ぶり!
- 2020東京オリンピック、サッカー日本代表はどうなる?
- 2020年2月10日現在の東京オリンピック代表「注目選手」のその後!代表入りはできるのか?(追記2020年2月10日)
- 東京オリンピックサッカー代表、当確の可能性が高いのは、この2選手!
- 東京オリンピックサッカー代表になれるか?これからの活躍に期待の3選手
- 2020年東京オリンピック、サッカー代表選考レースはこれから!新たなニューヒーローは出てくるか?
過去の成績は?中田英寿や中村俊輔、小野伸二らが戦ったかつてのオリンピック
オリンピックといえば、4年に一度開催されるサッカーファンなら誰もが胸高鳴る世界的祭典。23歳以下という年齢制限があるため、若い選手を中心にチーム編成され、将来のニューヒーローが誕生する大会でもあります。
それは、中田英寿選手、中村俊輔選手、小野伸二選手など日本を代表する名プレイヤーたちも若かりし頃に通った道。
中でも、フィリップ・トルシエ監督率いる、黄金世代(ゴールデンエイジ)と呼ばれた2000年のシドニー大会は印象的でした。ASローマへと移籍した中田英寿選手や10番の中村俊輔選手、稲本潤一選手、高原直泰選手、柳沢敦選手などそうそうたるメンバーが終結したこの世代。
A代表でも活躍していた小野伸二選手は、アジア一次予選フィリピン戦での大怪我によってメンバー入りを逃すという大きなアクシデントもありましたが、日本は予選を突破し本線に出場することができました。
そんな中戦ったグループリーグ。
南アフリカ、スロバキアに勝利し、ブラジルには敗れたものの、2勝1敗の2位で突破。中田英寿選手がイタリアで培った力強いフィジカルと決定機を演出する「キラーパス」でチームを牽引し、高原選手、柳沢選手などストライカーがしっかりとゴールで答える素晴らしいチームワークで魅了してくれました。
そして迎えた決勝トーナメント1回戦、アメリカとの試合。前半29分に柳沢選手の打点の高いヘディングで先制。その後同点に追いつかれるも、今度は高原選手がゴール前で強さを見せ、再びリードします。
このままメダルまで一直線。
誰もがそう思っていたのですが...
試合終了間際に同点に追いつかれ、勝敗はPK戦へ。4人目のキッカー中田英寿選手の放ったシュートはポストに阻まれてしまい、日本はベスト8で姿を消しました。
結果は残念でしたが、様々なドラマのあったこのシドニー大会は、サッカーファンの胸に深く刻まれました。この黄金世代のメンバーも辿り着くことができなかったオリンピック優勝という快挙。
あれから20年...。
現在の東京オリンピック世代には、「新たな黄金世代」が揃っています。
2020東京オリンピック日本代表「新たな黄金世代」の注目選手は?
【久保建英(Takefusa KUBO)/レアルマドリー】
東京オリンピック最も注目なのはやはりこの人、久保建英選手。2019年夏に世界的ビッグクラブ、レアルマドリーに移籍。
顔を上げたままドリブルができるスタイルや左足から繰り出される正確なキック、173cmと小柄ながら倒れないボディバランスなどそのプレースタイルから「日本のメッシ」と呼ばれ世界からも注目されています。
「近い将来、バロンドール級に…」マドリー久保建英を伊大手紙が“世界若手ベスト60”に選出」
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=62423
(引用元:サッカーダイジェストWEB編集部)
【安部裕葵(Hiroki Abe)/バルセロナ】
数年前まで無名の高校生だった男は、日本の名門クラブで大きく成長。高校卒業からわずか2年で、鹿島アントラーズの背番号「10」を背負う存在になりました。2019年夏にレアルマドリーに並ぶ世界的ビッグクラブ、バルセロナに移籍。
独特なリズムのドリブルでサイドを切り崩す注目のアタッカーです。
バルサ副会長独占インタビュー「安部裕葵は進化する日本サッカーの象徴。バルサのスタイルに合っています」
https://www.excite.co.jp/news/article/Bunshun_12975/
(引用元:エキサイトニュース)
【冨安健洋(TAKEHIRO TOMIYASU)/ボローニャ】
高校2年生の時にアビスパ福岡で天皇杯に出場。高校在学中にトップ昇格し、19歳でベルギーリーグのシント=トロイデンに移籍。19歳で日本A代表デビューを果たし、2019年夏にはイタリアの名門ボローニャに移籍しました。
常に飛び級のステップアップをしてきた冨安選手。現在は、A代表のレギュラーにも定着し不動の存在となっています。
189cmの体格を活かした力強いディフェンスと足元の技術の高さを活かした冷静なボール運びが得意で、後ろからゲームメイクもできる器用な選手。
まだ20歳というのが驚きです。
“右SB”冨安健洋、21億円投資のボローニャ守備陣で輝き 伊紙「わずか数週間でアイドル」
https://www.football-zone.net/archives/210691
(引用元:Football ZONE web)
【食野亮太郎(Ryotaro Meshino)/マンチェスターシティ】
大阪生まれ大阪育ち。食野(めしの)という名前と、ドリブルで果敢に仕掛けるそのプレースタイルからついた異名は「浪速のメッシ」。これまでは世代別代表にも召集されたことはなく無名の選手でした。
しかし、2019シーズンJリーグ第11節サガン鳥栖戦で決めたスーパーゴール。ドリブルで3人の選手を交わし、DFに囲まれながらもゴール右隅に突き刺したこのゴールで一気にファンの関心を集めました。
その後もスーパーゴールを立て続けに決め、2019年夏には世界的ビッグクラブ、マンチェスターシティに移籍。食野選手は細かいタッチの力強いドリブルが持ち味で、まさに個人技で状況を変えられる選手。
ビザの関係ですぐにデビューは出来ないものの、レンタル移籍先での活躍が期待されます。
ハーツ指揮官、食野亮太郎の加入を心待ちに「非常に才能豊かな若手選手」
https://www.soccer-king.jp/news/world/eng/20190816/968941.html
(引用元:サッカーキング)
【上田綺世/鹿島アントラーズ】
大学在学中にコパアメリカでA代表デビュー。そして鹿島アントラーズでプロ初ゴール。柳沢選手のような巧みな動きと高原選手のような突出した得点能力を持った次世代のストライカーです。
コパアメリカでは惜しいシーンを何度も作るも決めることが出来ず悔しい思いをしましたが、その後のユニバーシアードの世界大会では、決勝でブラジル相手にハットトリックを決め優勝。
まだ世界的な評価は少ないものの間違いなくこれから頭角を現し、2020東京オリンピックで活躍してくれると期待しています。
U22日本代表、親善試合で東京オリンピックの大本命ブラジルを撃破!(2019年10月18日追記)
https://youtu.be/_rGCICvRxWQ
(引用元:U-22日本、鮮烈ミドル3発でブラジルを敵地で撃破!田中碧が2発、中山雄太が3点目を奪取 | U-22ブラジル代表 2-3 U-22日本代表 ブラジル遠征 国際親善試合 2019年10月14日)
2019年10月14日。
ブラジル サンロレンソ・ダ・マタにあるアレナ・ペルナンブーコスタジアムで行われた、U-22ブラジル代表との親善試合で、東京オリンピックでのメダルを目指すU-22日本代表は3-2で逆転勝利しました。
親善試合とはいえ、ブラジルのホーム。
PKで先制されながらも、3ゴールを奪い勝ち切る強さは、とても頼もしくオリンピックでの活躍を期待させる素晴らしい内容でした。
メンバーは、コパアメリカにも召集されたGK大迫敬介選手、DF立田悠悟選手、杉岡大暉選手、MF中山雄太選手、三好康児選手に加え、川崎フロンターレのMF田中碧選手(たなかあお)、ハーツのFW食野亮太郎選手(めしのりょうたろう)、この世代のエースFWの小川航基選手などが先発出場。
前半2分のGK大迫選手のミスや、前半15分にPKで失点するなど立ち上がりこそあまりよくなかったものの、前半27分の田中碧選手のミドルシュートで同点に追いつくと、後半51分に再び田中碧選手のミドルシュートで逆転!
その後、後半67分にも中山選手のミドルシュートで追加点を奪い、最終的にPKで再びゴールを許しましたが、3-2で見事逆転勝利を飾りました。
DFの立田選手、町田選手、渡辺選手、そしてMFの中山選手を中心にブラジルの攻撃に対応し続けた粘り強い守備がとても効いていました。
そしてゴールシーン。
この田中碧選手の無回転シュートは素晴らしかったです!(動画4:30~)
ボールの中心をまっすぐ振り抜くことで、ボールに回転がかからず空気の抵抗を受けるので、ゴールキーパーの手前で変化し、ブラジルのゴールキーパーは全く反応ができませんでした。
クリスティアーノ・ロナウド選手や本田圭佑選手が得意とするこのシュート。もし狙って打てるとしたらかなりの武器になることは間違いありません。
また、中山選手の強烈なミドルシュート(動画9:49~)もワールドクラスでした。相手のプレスが緩んだ隙を見逃さず、利き足の左足を振り抜いた素晴らしいゴールでした。
日本は3ゴールともミドルシュートでのゴール。
これから東京オリンピックで世界レベルのチームと対戦する際は、相手の守備を崩しきれない場面も多々あります。そんな時にミドルシュートでもゴールを奪うことができれば、オリンピックでのメダルも十分に期待できるでしょう!
ブラジル戦後の反響は?(2019年10月18日追記)
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=65335
「最高の出来!」「タナカのゴールがGKを“殺した”」ブラジル撃破のU-22日本代表を地元メディアが絶賛!
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=65324
U22日本代表がブラジル撃破 敵地で逆転大星!あるぞ東京五輪
https://www.daily.co.jp/soccer/2019/10/16/0012792544.shtml
久保建英とレアル同期のU-22ブラジル代表FW「日本は金メダル候補」
https://web.gekisaka.jp/news/detail/?287815-287815-fl
国内外でかなりの反響ぶり!
久保建英選手や堂安律選手、冨安健洋選手など、今回のメンバーには呼ばれずA代表に召集されている選手も多く、まだまだU-22日本代表チームの実力派計り知れないものがあります。
東京オリンピックまであと9ヶ月。
今後も目が離せませんね!
2020東京オリンピック、サッカー日本代表はどうなる?
- ・1964年にも同じく東京で開催されたオリンピックはベスト8。
・2000年、黄金世代が集まったシドニーオリンピックもベスト8。
・2012年のロンドンオリンピックでは、大津祐樹選手や永井謙佑選手を中心にベスト4。
・1968年のメキシコオリンピックで3位となって以来、日本の男子サッカーにメダルはありません。
それだけオリンピックという大会で結果を出すことは難しい!しかし、2020東京オリンピック候補にはすでにA代表経験のある選手も豊富で世界で活躍する選手がたくさんいます。
今年の夏に移籍した選手も多く、2020東京オリンピックで優勝するためには、それぞれのクラブでポジションを勝ち取り活躍することが必要です。2020東京オリンピックの「新たな黄金世代」は成し遂げてくれると信じています。
2020年2月10日現在の東京オリンピック代表「注目選手」のその後!代表入りはできるのか?(追記2020年2月10日)
いよいよ東京オリンピックまで半年を切り、代表選考も話題にあがる頻度が上がってきました。
冒頭でもお伝えした、
- 久保建英選手(マジョルカ)
- 安部裕葵選手(バルセロナB)
- 富安健洋選手(ボローニャ)
- 食野亮太郎選手(ハーツ)
- 上田綺世選手(鹿島アントラーズ)
上記、5選手に注目しましたが、その後の活躍や状況を振り返りながら、五輪代表当確の可能性が高い選手と当落線上の選手に分けて紹介します。
東京オリンピックサッカー代表、当確の可能性が高いのは、この2選手!
①【久保建英選手/マジョルカ】
今回の東京オリンピックサッカー、これからの日本のサッカー界でも大注目の久保選手は、選ばれる可能性は高いでしょう。
レアル・マドリード移籍で注目を集めましたが、2019年8月にはレンタルで、スペイン1部のマジョルカへ移籍。
現在まで19試合に出場し、1ゴール1アシストを記録しています。
結果だけを見ると物足りないですが、世界最高峰のリーグで出場を続け、現地のメディアにも評価され続けています。
先日行われた、コパ・デル・レイ(スペイン国内杯)ではスペイン2部サラゴサ所属、香川真司選手との日本人対決が実現し、話題になりました。
香川真司が貫禄の先制アシスト! 注目の日本人対決はサラゴサ完勝、久保建英はイエロー3枚誘発も…
https://web.gekisaka.jp/news/detail/?296456-296456-fl
試合は3-1で香川選手所属のサラゴサが勝利していますが、久保選手も相手から3枚のイエローカードを誘発させるなど、マジョルカの攻撃を牽引していることがわかります。


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②【富安健洋選手/ボローニャ】
伝統的で独特なサッカー文化のセリエAで安定的な活躍を続ける富安選手。
特にディフェンダーに対しては厳しい目にさらされることが多いセリエAで、19-20シーズンはここまで16試合に出場し、そのほとんどがスタメンフル出場を果たしています。
チームが失点し敗れると厳しい評価をされることもありますが、ここまで右サイドバックで定位置をつかみ、安定した活躍を見せています。
富安選手がどれだけボローニャで愛されているか、わかる記事がこちらです。
冨安健洋の補強は大当たり!伊地元メディアが絶賛「ボローニャは彼に恋している」
https://web.gekisaka.jp/news/detail/?296303-296303-fl
「恋している」というところがいかにもイタリアメディアです。
何より、A代表でもセンターバックとして主力で活躍しており、金メダルを目指すには、富安選手の力が必要です。
以上、2選手を「東京五輪代表、当確の可能性が高い選手」としてあげましたが欧州では5月までシーズンが続きます。
一番心配されるのは怪我ですが、さらに活躍を続けて本戦へ勢いをつけられるかが注目です。
東京オリンピックサッカー代表になれるか?これからの活躍に期待の3選手
五輪代表当確とはいかないまでも、これからの活躍が期待される3選手の近況を交えつつ紹介します。
また、どうしたら選考レースに勝ち残れるかも考察します。
①【安部裕葵選手/バルセロナB】
19-20シーズン、後半からセンターフォワードとしてチームの主軸となり、スタメン出場で活躍を続けています。
ここまで19-20シーズン、20試合に出場し4ゴール。
そのすべてのゴールを11月以降に決めていることからも、チームへフィットしていることやチームへ貢献していることがわかります。
所属するバルセロナBでは、若くて我の強いチームメイトのバランスを取る動きが評価され、結果へつながっています。
また、2019年12月28日に行われた、U-22日本代表 対 U-22ジャマイカ代表選では自らのドリブルからファールを誘いPKの判定。
そのPKを自ら決め、ゴールを決めています。
順調に代表選考を繰り広げるかに思えましたが、2月2日に行われたリーグ戦の途中で負傷退場。
クラブは「大腿二頭筋断裂」で2月11日に手術を受けると発表しました。
手術後、復帰時期などはクラブから発表がありますが、五輪代表を目指す安部選手にとっては不運な事態です。
代表選考に生き残るには、まず怪我をしっかり治し自チームのリーグ戦で復帰後、誰もが認める結果を出すこと。
また堂安選手、久保選手を始めとする豊富なアタッカー陣とは違う色を出せるかどうかです。
安部選手は状況を打開できる『個』もありますが、周りとのバランスを考えプレーを変えられる選手です。
自チームでは1トップをこなすユーティリティープレイヤーとしてゴールに繋がる結果を残せるかが代表選考に生き残れるかの鍵になります。
②【食野亮太郎選手/ハーツ】
マンチェスターシティーへの移籍でサッカー界を驚かせた食野選手は19-20シーズンで3ゴールをあげています。
またAFC U-23では1ゴール1アシストと結果を残しましたが、チームが振るわず、初の予選敗退ということもあり、代表選考へのアピールとはなっていのが現状です。
U-23日本代表から自チームのハーツに戻った食野選手ですが、今冬の戦力補強により出場の機会を減らしています。
久しぶりのスタメン出場となった、2月2日のセント・ジョンストン戦ではアピールできずに後半に途中交代となりました。
ホームで行われた2月6日、キルマーノック戦ではベンチ入りするも出場せず。
2020年に入ってからは苦しい状況が続いています。
食野亮太郎、新体制ハーツでの現状は?地元紙「このチームでインパクト残せないとなれば…」
https://web.gekisaka.jp/news/detail/?297211-297211-fl
安部選手と同じく、堂安選手などの強力なアタッカー陣に食い込めるアピールができるかが鍵となりますが、食野選手の場合はなんといってもゴールです。
自身もAFC U-23後に「(シュートを)打ってゴールにつなげられる選手」を取り戻すと力強い言葉を残しています。
今までも自らのゴールで未来を切り開いてきた食野選手は、今の状況もゴールという結果で切り開けるかにかかっています。
③【上田綺世選手/鹿島アントラーズ】
法政大学のエースでプレーしていた5月にA代表に初選出された上田綺世選手。
6月のコパ・アメリカでA代表デビュー飾り、大会終了後には2021年シーズンから内定していた鹿島アントラーズに前倒しで加入します。
約半年間でリーグ戦13試合出場4ゴールという結果を残し、12月には再びA代表としてEAFF E-1サッカー選手権を戦いました。
7月に招集されたユニバーシアード日本代表の決勝戦、ハットトリックの活躍で優勝に貢献し、飛躍の年であったのは間違いありません。
しかし肝心のA代表、U-23代表では無得点の上に決定機を外すなど、苦戦しているイメージが拭えていません。
「これが現実」…決定機逃したFW上田綺世「今の僕、今日の僕の最善があれだった」
https://web.gekisaka.jp/news/detail/?295858-295858-fl
また、同じポジションの小川航基選手(ジュビロ磐田)、前田大然選手(マリティモ)とのポジション争いも激しく、オーバーエイジ枠で大迫勇也選手が招集される可能性もあります。
オリンピック代表に選ばれるためには、不慣れなワントップで自分らしさが出せるようになるかにかかっています。
そして、ワントップとして誰もが納得するアピールは、やはり得点です。
わかりやすい反面、厳しい目にもさらされますが、まずはもうすぐ開幕のJリーグで継続的に結果を出せるかに注目が集まります。
2020年東京オリンピック、サッカー代表選考レースはこれから!新たなニューヒーローは出てくるか?
前回、取り上げた5選手のその後を紹介しましたが、2020年東京オリンピックサッカー代表の選考レースはこれからが見どころです。
次の招集は3月30日のU-23コートジボアール戦。
それまでは、それぞれの選手が自チームでどれだけ活躍できるかが代表選考への最大のアピールとなります。
前評判の高い選手が調子を上げてくるか。
新たなニューヒーローが生まれて、日本中を盛り上げてくれるのか。
2020年東京オリンピックの金メダルを信じて、それぞれの選手の飛躍に期待が高まります。