法政大学に通う大学生。ただし、ただの大学生ではない。上田綺世選手は、コパアメリカで日本代表選手として戦った未来を担う日本のストライカーです。
南米のNo.1を決める世界大会、コパアメリカでは、再三チャンスを生み出すもゴールを決め切ることが出来ず、惜しくもグループステージ敗退。
大学生でも容赦ない批判を背負った若きストライカーは、今猛スピードで成長しています。
大学では敵なし?ユニバーシアードでブラジルを相手にハットトリック
コパアメリカでの敗戦から2ヶ月後に行われたユニバーシアードの世界大会。
初戦のアルゼンチン戦では、豪快なヘディングとフリーキックで得点を上げ、3-0での勝利に貢献すると、決勝では、ブラジルを相手にハットトリックの大活躍。日本チームの優勝に大きく貢献し、「決定力不足」のレッテルを払拭しました。
コパアメリカの直後は、上田選手を戦犯とするメディアも多く、とても悔しい思いをしたはず。その評価をすぐに覆すあたりは、さすがです!
早速Jリーグでもゴール!上田選手はどんな選手?
上田選手の持ち味は何と言っても、ストライカーとしての駆け引きの巧さ!動画を見ても分かるように背番号36番をつけた上田選手は、ボールを貰うために何度もDFライン上を動きなおしています。
オフ・ザ・ボールの動きといわれる、こういったボールを持っていない時の動きなおしの積み重ねがFWとしてチャンスメイクをするための鍵です。
コパアメリカでも何度もDFラインの裏を取り、決定機を演出していただけに、ゴールを決めることができなかったことが本当に悔やまれます。
かつて日本代表のエースとして日本代表で活躍した、同じく元鹿島アントラーズの柳沢敦選手のようなオフ・ザ・ボールでの巧みさと、高原直泰選手のような力強さと得点能力を持った上田選手は、今後必ず活躍し日本のストライカーになってくれるはずです。
これから日本のストライカーになるために
大学在学中ながら、Jリーグの名門クラブ、鹿島アントラーズに入団した上田選手。すでに初ゴールも決めており、これからの活躍が期待されます。
鹿島でポジションを奪い、東京オリンピックに召集されるには、やはりゴールを量産するしかないでしょう。
同世代のライバルには、俊足が持ち味で今夏にポルトガルのマリティモに移籍した前田大然選手や世代別のエースとして活躍してきた水戸ホーリーホックの小川航基選手、FC東京の田川亨介選手など、ライバル争いも熾烈ですが、ぜひ上田選手の活躍に期待します!
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