こんにちは。
サッカー大好き松嶋俊です。
今シーズンから、久保建英選手が加入したことにより、日本でもビジャレアルというクラブの名前が多く聞かれるようになりました。
そんなビジャレアルを、ユニフォームの視点から紐解いていきましょう。
歴代ユニフォームを色々調べていく中で、日本でもあまり馴染みの少ないクラブなので、情報が少なく、満足に伝えきれないかもしれませんが、あたたかい目で見ていただけるとありがたいです。
クラブカラーはイエローで必然的にユニフォームのカラーもイエローを採用しています。
イエローになった原因に、第二次世界大戦前のユニフォームは白色のシャツと黒色のパンツでしたが、1947年、新シーズンを間近に控えたある日、会長の息子がバレンシアのスポーツ店に立ち寄りましたが、ユニフォームの在庫が黄色しかなく、しかたなく黄色いユニフォームを買って地元に帰ったことがユニフォームカラー変更のきっかけだと言われています。
しばらくは黄色のシャツと青色のパンツという組み合わせが続きましたが、2003~04シーズンに黄色のシャツと黄色のパンツという組み合わせに変更され、現在に至ります。
昔の名残からか、アウェーユニフォームにはしばしば濃紺色が使われています。
1.2004~2005シーズン


ボールも人も良く動く近代サッカーにおいて、もはや数少ない運動量の少ない「王様」トップ下としてリケルメが君臨したシーズンです。
現代サッカーに逆行するスタイルでビジャレアルが快進撃を見せたシーズンでした。胸スポンサーには、『AEROPORT CASTELLO』というバレンシア州の空港が努めました。
ユニフォームデザインはプーマを採用しています。
2.2007~2008シーズン


このシーズンは王様のリケルメに加え、サンティカソルラ、ピレス、トマソンとリーグ屈指のタレントを揃え、リーガエスパニョーラでは2位と素晴らしい成績を残します。
このシーズンのユニフォームももちろんイエローが主体で、胸スポンサーお馴染みの『AEROPORT CASTELLO』で、ユニフォームデザインもプーマが採用されています。
また、セカンドユニフォームにはブラックが採用されました。


3.2011~2012シーズン


このシーズンからは、長らくクラブの胸スポンサーを担当していた『AEROPORT CASTELLO』がなくなり、胸スポンサーが無いシーズンに突入します。
欧州チャンピオンズリーグではGS6戦全敗し、リーガエスパニョーでも18位と低迷、13シーズンぶりに2部降格となった苦い思い出となったユニフォームになりました。
ユニフォームデザインはプーマから、中国で2001年に設立された比較的新しいアパレルブランド『Xstep』エクステップへと変わりました。
4.2015~2016シーズン


このシーズンでは、ビジャレアル躍進のシーズンとなり、チャンピオンズ・リーグ出場圏内の4位を確保し、ヨーロッパリーグで準決勝進出と好成績を収めました。
胸スポンサーはスペインのタイルメーカである『PAMESA』が担当し、ユニフォームデザインは変わらず『Xstep』が採用されています。
5.2020~2021ジーンズ


そして現在、我らが久保建英選手が加入し、日々メディアでも多く見かけるようになったビジャレアルの2020~2021シーズンのユニフォームですが、胸スポンサーは変わらず『PAMESA』が担当し、ユニフォームデザインにはスペインの有名なスポーツウェア製造会社である『JOMA』が採用されています。
6.まとめ
久保選手のおかげで日本でも一躍有名になったビジャレアル。ですが、その歴史は古く、スペインリーグでは名門クラブです。
そんな歴史あるクラブに、日本人選手が中心選手として期待され加入する日が来るとは、日本サッカーのレベルも格段に上がっている証拠でしょう。
これから、久保選手が活躍することで、日本のメディアでもニュースで放送する機会も増え、ビジャレアルのイエローのユニフォームを目にする機会もますます増えてくることでしょう。
今後の久保選手とビジャレアルに大い期待し、ユニフォームにも注目してみてはいかがでしょうか!!