引用元:DAZN
こんにちは。
マンチェスター・シティ大好き松嶋俊です。
プロのチームのコーチをしていて大好きなマンチェスター・シティについて解説をインスタ・ティックトックで行っています。よければどうぞ。
好評につき、9回目を迎える『内田篤人のFOOTBALL TIME』!今回もその内容と見どころを紹介していきたいと思います。
♯9はゲストに、私の中ではもはや「サッカーマニア」である影山優佳さんを迎え、番組はスタート。冒頭はいつものように海外で活躍する日本人の出場した試合のハイライトから始まりました。
その中で、今回は私が毎回楽しみにしている、内田さんのボードを使った解説や『選手目線カメラ』が♯8ではなかったのですが、今回は・・・ありました!
1.テーマは『FWの動き出し』について
岡崎選手が所属するラ・リーガのウエスカの試合での得点シーンを題材に解説はスタート!!クロスからの得点でしたが、得点した選手の動き出しに関して内田さんの解説をご覧いただきましょう。
要するに、クロスに入っていく際は『慌てるな!!』ということでしょう。
クロスを上げる選手がキックしてからでも十分間に合うので、先に動き出してしまって、スペースを消してしまわないようにすることが重要だということが、映像と内田さんの解説を通してとても理解しやすいですね!!
今回はこれで終わらず、この得点シーンでのDFの対応についても「選手目線カメラ」を使って解説してくれています。
毎回言ってますが「本当に分かりやすい!!」
まさにDFが「マーク外しちゃった!!」っていう声が聞こえてきそうな選手目線カメラの映像でしたね。
私もDF出身なので「クロス対応」の難しさはよく分かります。まずは【視野の確保】が難しい。
選手目線カメラでもあるように、相手が近くにいることに安心して、ボールに目線、意識が集中してしまうと、目を相手に戻した時には時すでに遅いし、マークを外されて、得点を奪われる経験を何度もしたことがあります。
大事なことは「ボールとマークを同一視」すること。
同一視するためには、【体の向き】が重要になってきます。クロスを上げる選手に正対した向きで立っていると、マークする相手を見るためには首を振らなくてはいけません。
かといって、マークする相手に正対してしまっても今度はボールが見えません。『ボールとマークする相手』を同じ視野の中、つまり、マークする相手を【間接視野】で捉える必要があります。
イメージとしては、「見る」のではなく「目の端に入れる」感覚でしょうか。
はっきり見なくても、ぼんやりとでも感じ取ることが出来れば、付いていくことは可能だと思います。そのイメージを『選手目線カメラで』うまく表現してくれているので、すごく専門性の強い解説になっていますね!!
2.MESSAGE
今回の「MESSAGE」のコーナーでは影山さんが内田さんにインタビュー形式で色々聞いてみようという感じで行われていました。
その中で、影山さんが「番組内で今後やってみたいことは?」という質問に対して、内田さんはこう答えています。
「選手・指揮官に番組に来ていただき選手目線での解説やそのときに感じたこと、細かなことを聞き伝えたい」
これはぜひ実現させてほしい!!
海外でプレーする選手はシーズン中ですので難しそうですが、Jリーグはもうすぐ終了し、オフシーズンに入るので、色んな選手をゲストに呼んでいただきたいですね。
内田さんはサイドバックだったので、サイドバックならではの目線で解説していただいて、とても興味深いですが、様々なポジションで活躍する選手呼んでいただき、その選手たちに「選手目線カメラ」を使って解説していただきたい!!
考えただけでもワクワクしますね!!
理論的にプレーしている選手と、感覚的にプレーしている選手に来ていただいて、それぞれ試合中に何を見てプレー選択しているのかを選手目線カメラを使って解説していただくのも面白そうですね!!
3.まとめ
今回は「クロスでの動き出しとその対応」というなかなか専門性のある玄人好みの解説内容でしたね!!
攻撃側は動き出すタイミング、早く入りすぎてスペースを潰さないように意識すること守備側は視野の確保と体の向きを意識すること。
攻守にわたって、それぞれ意識すべきことが分かりやすく解説されていて勉強になりました。今後も内田さんの解説を大いに楽しみましょう!!
今回の♯9含め『内田篤人のFOOTBALL TIME』はDAZNで絶賛配信中ですので、DAZNのご契約がまだの方はこれを機に契約して、ぜひ『内田篤人のFOOTBALL TIME』をお楽しみください!!