こんにちは。
ダゾーン大好き松嶋俊です。
さて、今回はダゾーンで放送されている特集について紹介します。今、DAZNで配信されている特集に「FOOTBALL FREAKS」というものがあります。
その特集の中で、私が今もっとも注目している選手「フィル・フォーデン」を取り上げていたので少し紹介したいと思います。
私の書いてきた記事でも、何度かフォーデンのことを扱ったことがあり、それだけ私の中で、すごくワクワクする選手というか、注目している選手なので、こういう特集には敏感になってしまいますね(笑)
1.まずはフォーデンの簡単な紹介
9歳からマンチェスター・シティFCの下部組織に所属し、2017年7月23日、プレシーズン大会のインターナショナル・チャンピオンズ・カップのマンチェスター・ユナイテッドFC戦で先発に抜擢されると、その高い技術をグアルディオラ監督が絶賛しました。
11月22日、UEFAチャンピオンズリーグ第5節のフェイエノールト戦でCLデビューを果たします。翌2018年9月25日、カラバオ・カップ3回戦のオックスフォード・ユナイテッドFC戦でトップチーム初得点を決め、12月10日、マンチェスター・シティとの契約を2024年まで延長したことが発表され、クラブからの期待が表されました。
2019年4月21日、第34節のトッテナム戦でプレミアリーグ初得点を決めました。イングランド代表でも、2020年8月、UEFAネーションズリーグ、アイスランド、デンマーク戦を戦うメンバーとして、フル代表に初招集され、順調にスターダムの階段を駆け上っています。
DAZNの特集の中では主にフォーデンの生い立ちや、ビッククラブでどう振る舞っていくのかなど、ピッチの中とは違うフォーデンの「素顔」が引き出されています。
2.サッカーとの出会い
イングランドの「マンチェスター ストックポート」という町で生まれたフォーデンは5歳の頃からサッカーにのめり込んでいき、プレーする場所は主に路上で、友達とサッカーをするのが楽しかったと語っています。
とにかくサッカーが大好きだった少年は、どこに行くにも『ボールと一緒』だったみたいですね。
3.マンチェスターシティとの出会い
8歳のころ、学校でマンチェスターシティのコーチにスカウトされたフォーデンはその時の喜びを「正直信じられなかった!!」と語っています。
希望を抱きながら通うこととなった『シティ・アカデミー』で待ち受けていたのは厳しい競争でした。
マンチェスターシティは2014年に巨額の資金を投じ『シティ・フットボールアカデミー』を設立し、グラウンドはトップチームが4面、育成年代が何と12面!!
さらに、施設内に「学校」や「居住施設」を完備し、世界有数の【育成環境】を整えます。
それにより、世界中から才能豊かな若者が集まり、その中でしのぎを削り、ふるいにかけられれば「外に出されてしまう」厳しい世界でした。
フォーデンは当時の思いを「朝起きるとすごく不安な日もあれば、自信に満ち溢れた日もあった」と語るように、成熟していない不安定な若者が厳しい世界で戦うことへ日々の気持ちの移り変わりを表現してくれていますね。
「フィジカル」でのコンプレックスを持っていたと語るフォーデンは、体格を理由に夢をあきらめたくないという思いから、必死でトレーニングに明け暮れます。
その源は、マンチェスターシティへの「憧れ」だったみたいですね。
4.アカデミーならではの環境
アカデミーに所属する選手たちは、トップチームの試合いわば「プレミアリーグ」のボールボーイを任されることがあり、トップチームの選手の試合を一番近い場所で見ることができます。
私も実は、某Jリーグの試合のボールボーイを何度かやったことがあり、その時の興奮と感動は今でも覚えています。
プロ選手のスピード感、迫力、指示の声など、プロというものを肌で感じることができ、自分に足りないものは何なのか、何なら通用するのかなど、ボールボーイをしながら、考えていたのを思い出します。
フォーデン自身も「アグエロのプレーや、コンパニのゴールなど目の前で見て、いつかは自分もとその距離を縮めていった」と語っています。
5.チャンス
マンチェスターシティでのプレーを夢見るフォーデンにチャンスが訪れました。
2017年にプレシーズンながら、トップチームに帯同しプレーすることができました。
U-17のワールドカップでは、イングランド代表を優勝に導き、フォーデン自身の最優秀選手賞を獲得。その結果を自信に変えたフォーデンはみるみる成長し、2017年の11月には、なんとチャンピオンズリーグでいきなりデビューしてしまいます。
考えられないですね!!(笑)
参照https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/7/c/7cadc_1419_66970e60e1ca5ec4318d88482428985e.jpg
フォーデンは「U-17のワールドカップで優勝できたことが大きかった、自信に満ち溢れて帰ってくることができた」と語っています。
6.気持ちの整理
17歳で瞬く間にトップチームへと駆け上がったフォーデンですが、弱冠17歳のフォーデンはその急激な環境の変化に気持ちの整理が追い付かず「慣れるまでに1年ほどかかった」と語っています。
小さいころから憧れていたスター選手たちといきなり一緒にプレーすることになり、まだ17歳ですし舞い上がることもあれば、緊張で、本来の力を出せないことももちろんあるでしょうね。
トップチームに昇格してしばらくは出場機会に恵まれず、我慢のシーズンを過ごします。
プレミアリーグ連覇に沸くチームを横目にフォーデンは「チャンスがきたら確実に
物にすると決意した」とその時の心境を語っています。
7.『時間はかかるけど、努力し続けるしかない』
こんな世界トップクラスの選手が言うと重みがありますね!!
シティのアカデミーに通い始めたころから「トップチーム」でプレーすることを夢見て毎日ベストを尽くす。誰にも負けないように努力を続けていく。当たり前のことかもしれませんが、それを信じて毎日やり続けた者しか夢の世界に到達することはできません。
大勢の人が、夢半ばで諦め、違う道を進む中、フォーデンや世界のトップで活躍する選手たちは、様々困難や挫折を経ながらも、自分を信じ、努力を続けたからこそ今があるのでしょうね。
DAZNの特集を通じて、フォーデンという選手が決して才能だけで作られているものではないということがよく分かります!!
体の小さかった少年が、努力を積み重ね、武器を身につけ道を切り開いていく、これからも努力を続けていくだろうし、新たな武器を身に付け、サッカー界の頂点に君臨する日を楽しみに、私はこれからも『フィル・フォーデン』を追いかけていきたい。

