こんにちは。
マンチェスター・シティ大好き松嶋俊です。
SNSで解説をしています。よければどうぞ。
@dazndafoecontractsforsp0 「0トップ」「偽9番」と共に、今シーズンマンチェスターシティが採用している戦術の一つが、左右のサイドバックを担当する ##ジョアン・カンセロ の「インサイド化」です。 ##マンC ##プレミアリーグ ##サッカー最高 ##戦術解説
公式戦17連勝と絶好調なマンチェスターシティ。
もはやリーグ優勝に向けて独走態勢に入ったかに見えるシティですが、他のチームもまだまだリーグを終わらせたくない!と逆襲してくると考えられます。
そこで今回は、「シティを止めるのはどこだ!?」というテーマで書いていきたいと思います。
1.ライバル『マンチェスターユナイテッド』に期待
マンチェスターシティの連勝を阻止するのは、やはり最大のライバルであるマンチェスターUではないでしょうか。順位も現在シティに次ぐ2位につけ、シティ撃破に一番モチベーションが高いクラブでしょう。
私個人の印象として、マンチェスターUは『戦術』があまりないように思えます。
ピッチの中での選手1人1人の立ち位置を明確にし、ボールを確実に保持しながらボールを動かしていくといったシティにはチームの色がありますが、マンチェスターUにはその色があまり見られません。
悪く言えば得意の形を持っていないというか、良く言えばどこからでも点が奪えるというか。しかし、マンチェスターUには、その戦術が必要ないくらいの「強烈な個」が存在します。
1-1.ブルーノ・フェルナンデス
現在マンチェスターUの攻撃を牽引する選手は間違いなくこの男でしょう。
2020年1月にマンチェスターUに加入してから、ここまで公式戦52試合で28ゴール18アシストという圧巻のパフォーマンスを披露。
今季もここまでの公式戦30試合で16ゴール10アシストをマークするなど、現在2位と好位置につけるチームを牽引しています。
的確なポジショニングと高い技術を武器にゴール、ラストパスと様々な場面でチームにチャンスをもたらします。フリーキックも得意でマンチェスターUでもたびたびキッカーとしてゴールを狙っています。
1-2.ラシュフォード
抜群のスピードと緩急自在なドリブル、パンチ力のあるシュートが特徴で、チームの槍として、敵陣で躍動します。
守備をあまりしないという、チームにとってはデメリットな部分はありますが、守備をせず、前線に留まることでマンチェスターUの一番の攻撃パターンである「カウンター」発動の主役となっています。
2.シティとの相性
2020年12月13日に行われたリーグ戦での両チームの対戦では、0-0のスコアレスで終了しています。好調マンチェスターシティに対して、得点を許さずにゲームを終わらせたマンチェスターUは『愚直』に守備をすることができます。
CBのマグワイアとリンデロフは対人能力に優れ、右SBにはチームトップのタックル成功数を誇るワン・ビサカ、左に攻撃面での貢献が光るルーク・ショーが務めています。
中盤にはマクトミネイが広い守備範囲を活かしてサイドまでボールを狩りに出ることができる。
マクトミネイの相棒であるフレッジはアジリティを活かして主にピッチ中央でボールを狩り取る役目を果たす。彼等二人のスライドがユナイテッドの守備の大きな支えとなっています。
個人能力が高い中盤の選手たちが愚直に走って守備をするので、シティといえどもなかなかスムーズに侵入できないのがいつもの流れです。
3.ユナイテッドのカウンターの脅威
シティは最終ラインを高めに設定し、ビルドアップするので、シティ陣内には広大なスペースがあります。ここで脅威になってくるのが、守備をあまりしない『ラシュフォード』の存在です。
シティに押し込まれる時間帯が続いても、ラシュフォードは決して下がらず、守備に参加しない代わりに、シティ陣内の広大なスペースを常に睨み続け、カウンターの機会を狙っています。ラシュフォード単騎でのカウンターになりますが、ラシュフォードの個人能力が高すぎるため、破壊力抜群の武器になります。
シティのDF陣はラシュフォードの脅威を90分間常に警戒しながらビルドアップを行わなければならず、ミスする確率が高いチャレンジのパスなどは、そのカウンターの餌食になる可能性もあるので、簡単には出せないでしょう。
なので、お互いに固く、探り合うような試合展開が続き、ロースコアな結果になることが予想されます。
4.まとめ
今シーズンの両チームの対戦は、3/8のシティがホームで行われる試合になります。シティの抜群のボール支配率でジワジワユナイテッドを破壊していくのか、逆にユナイテッドが堅実な守備から「グサッ」と一撃必殺のカウンターでシティを一刺しするのか。
絶好調のシティを止められるチームは、懐にナイフを隠し持っているユナイテッドのようなチームではないかと私は思います。
両雄の対戦実現まで、シティには何としても連勝を続けてもらいましょう!!

