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EURO2020のグループF(死の組) どの国が1位通過するのか考えてみた

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こんにちは。
マンチェスター・シティ大好き松嶋俊です。

マンチェスター・シティの毎日の試合も注目していますが、今年の6月に欧州12都市で開催されるEURO2020も大変注目していて、激戦必至の「死のグループ」言われる【グループF】について私なりの考えを今回お話できたらと思います。

2019年11月30日、ルーマニアの首都ブカレストで、EURO2020の組み分け抽選会が行なわれ、全6グループが決定しました。

予選が行われ、欧州の実力国のみが出場することができるため、もちろん簡単に突破できるグループなど存在しませんが、その中でも厳しいグループとなったのが、『F組』です。前回王者のポルトガル、昨夏にロシア・ワールドカップを制したフランス、そして強豪ドイツというEURO2016でベスト4だったチームのうち、3か国が同組となる、文字通りの『死の組』が出来上がってしまいました!!


■グループF(死の組)

FIFAランキング 国名 ユーロ出場状況
40位 ハンガリー 2大会連続4回目
5位 ポルトガル 7大会連続8回目
2位 フランス 8大会連続10回目
13位 ドイツ 13大会連続13回

参照元:Qoly

左:ポルトガル代表監督 サントス
中央:フランス代表監督 デシャン
右:ドイツ代表監督 レーブ

グループF決定後には、ポルトガル、フランス、ドイツの代表監督が揃って記念撮影をしますが、お三方とも「笑顔」で撮影に応じていますが、心中穏やかではないでしょうね!(笑)

ここで、簡単にグループFの出場国の情報をまとめてみました。

1.各国紹介

1-1.ポルトガル

参照元:ZONE

EURO2016で初優勝、2019年のUEFAネーションズリーグでも初代王者に輝いたポルトガル代表は、EURO2020で欧州大会3連覇を目指したいところでしょう。チームの中心はなんといってもこの男『クリスティアーノ・ロナウド』でしょう!!

この男なしではポルトガルが世界でトップレベルのチームになることはなったでしょう。ポルトガルのみならず、世界でもナンバー1の呼び声高いプレーヤーで、もはや説明の必要はないでしょう。

クリスティアーノ・ロナウド 参考映像

クリスティアーノ・ロナウド以外にも、面白い選手がいるポルトガル。

マンチェスターシティで輝きを放っている『ベルナルド・シウバ』や、今絶賛売り出し中のマンチェスターU所属の『ブルーノ・フェルナンデス』、アトレティコマドリーではなかなか波に乗れてませんが、実力はピカイチの『ジョアン・フェリックス』など、一人で違いを作ることが出来る選手が多く揃っています。

この選手たちの「融合」はポルトガル代表の可能性を何倍にしてくれそうで、非常に楽しみなチームですね!

1-2.フランス

参照元:

2018年のワールドカップでチャンピオンに輝いたフランスも今大会の『優勝候補』の一つといっても過言ではないでしょう。監督のデシャンは、ここ最近新たに3バックシステムを積極的に採用し、進化を遂げようとしています。

フランス代表を引っ張るのは、スピード、テクニック、パワーのすべてが「常識外れ」な21歳『キリアン・ムバッペ』でしょう!

自身初のワールドカップ(2018 ロシア)では、チームを優勝へと導き、個人としても大会最優秀若手選手賞を受賞し、今一番脅威をふるっているFWでしょう。

ムバッペ 参考映像

DF陣も人材豊富です。
現在採用している3バックでは、身長191cmという恵まれた体格でありながら、身体能力の高さが魅力で、スピード勝負でも空中戦でも簡単に負けるところを見ない、レアルマドリード所属の『ラファエル・ヴァラン』。

バルセロナでピケの相棒としてチームに定着し、2019年6月にフランス代表デビューを果たした『クレマン・ラングレ』。

突出した身体能力とスピードで、対人戦には絶対的な自信を持つパリサンジェルマン所属の『プレスネル・キンペンベ』。

この3人で強固な最終ラインを形成しています。攻守に整ったフランス代表は今大会でも安定した戦いを見せてくれることでしょう。

1-3.ドイツ

参照元:ZONE

2014年のワールドカップではチャンピオンに輝きましたが、王者として臨んだ2018年のワールドカップではメキシコと韓国に敗れて屈辱のグループ最下位で敗退。

その後は、世代交代によるチーム再建に舵を切りましたが、思うような結果は出ておらず、今回のUEFAネーションズリーグでも2大会連続で決勝ラウンド進出を逃し、昨年の11月17日に行われたUEFAネーションズリーグ・グループステージ最終節ではスペイン代表に「0-6」で敗れ、1931年以来となる6点差での歴史的な大敗を喫してしまい、レーブ監督の去就問題まで発展したドイツ代表。

今大会も運悪く【死の組】に選ばれてしまい、厳しい戦いが予想されますが、メンバーを見てみると、若く調子に乗らせると手が付けられなくなるような曲者ばかり!!

RBライプツィヒでブレイクし、現在はイングランドのチェルシーに所属する『ティモ・ヴェルナー』はドイツが待ち望んだスピード型FWです。

歴史的に見てもドイツ人FWといえば、体格を全面に押し出したフィジカル的な要素を持ったFWが多い印象です。マリオ・ゴメスや、クローゼにビアホフなどが良い例でしょう。しかし、ヴェルナーは今挙げた歴代の選手たちとは対極なタイプです。

スピードを活かして敵DFラインの背後へと抜け出し、巧みなボールコントロールとシュート技術でゴールを奪うドイツにはいなかったニュータイプのストライカーです。

ヴェルナー 参考映像

ヴェルナーだけでなく、左サイドを主戦場とし、スピードとドリブルで攻撃にアクセントをつけ、クロスでアシストを演出することができる『レロイ・サネ』は試合を決定づける仕事を期待されています。

その他にも、ベテラン域に達した『トニ・クロース』や、守護神『ノイアー』も健在。若手とベテランがうまく噛み合えば死の組を突破することも充分可能でしょう。

1-4.ハンガリー

参照元

「ノーマーク」とされているハンガリー代表も決して侮ってはいけません。

プレーオフで勝ち上がって来たハンガリーにとっては非常に残酷な組み分けとなってしまいましたが、ポルトガルとの第1戦、フランスとの第2戦はハンガリー開催のため、【ホーム】での戦いとなります。地の利を生かして、失うものは何もないハンガリーがグループFを大混乱させる可能性はありますね!!

2.グループ予想

私個人の予想としては、フランスが首位通過、2位抜けとしてポルトガルといったところでしょうか。

やはりフランスの攻守にバランスのとれた陣容は、安定した戦いが必須のグループステージでは強みを発揮するのではないでしょうか。次いでポルトガルが得点を奪われても奪い返すほどの破壊力抜群の攻撃力で、2位で突破してくるのではないかと私は予想します。

3位でも成績上位国はグループステージを突破できますが、強豪国がひしめき合うグループFで、3位の国が好成績を出せるかは疑問です。

やはり、ここ最近うまくいっていないドイツ代表が敗退すると見るのが妥当ではないでしょうか。しかし!!開幕までにはまだ時間があります。

この期間にチームをより成熟させたチームがより良い結果になることは言うまでもないでしょう!!

3.試合の見どころ

第一戦のフランス対ドイツ(6/16)はどちらの国にとっても重要な一戦となります。もう一方はハンガリー対ポルトガル(6/16)なので、ポルトガルが3ポイントを取ることが予想されるため、フランス、ドイツ共に、できれば勝利しておきたいでしょう。

試合の流れ的には接戦になることが予想されます。

というのも、フランス代表は戦い方として「自分たちの形」を特に持っておらず、自分たちのスタイルに持ち込んで、相手を圧倒するような展開にはなりにくい。

なので、ドイツも自分たちの良さを出して戦えるでしょう。

その代わり、フランスにはどんな相手でもそのパワーを吸収して打ち返せる力を持っています。普通に守っているように見えますが、選手のフィジカルがずば抜けているので守れる。

攻撃はムバッペの抜群のスピードを武器にカウンターと、DF陣の強さを活かしたセットプレーが得点源なので、ドイツにボールを支配されていてもそこまでストレスに感じずに戦うのではないでしょうか。

第二戦ではドイツ対ポルトガル(6/20)とフランス対ハンガリー(6/19)がそれぞれ対戦します。

注目はやはりドイツとポルトガルでしょう。

ポルトガルはショートパスをつなぎ、サイドからドリブルを仕掛けてチャンスを作っていくので、ポルトガルの人材豊富な『ドリブラー』たちを、ドイツのDF陣がうまく抑え込めるかが最大の見どころでしょう。そこを抑えることが出来れば、逆にポルトガルのDF陣相手には、ヴェルナーやサネが、違いを作るチャンスがあるのではないでしょうか。

第三戦はポルトガル対フランス(6/24)とドイツ対ハンガリー(6/24)になります。この三戦目で、私が一番見たい好カードであるポルトガルとフランスが激突します。

しかし、見どころとしてコメントするのは難しいですね。

なぜなら、この第三戦目では、グループステージ突破へ、ある程度の『道筋』が決まってきているので、必要な勝ち点を計算しながらの戦いになってくるでしょう。つまり、各チームは試合結果をコントロールしてくる可能性が出てくるため、正真正銘のぶつかり合いという展開にならない可能性がありますね。

できれば、ガチンコで戦う2チームが見たいですが、どうなることでしょうか。

4.まとめ

最後にグループ抽選後会のグループFの3か国の指揮官たちのコメントを紹介しましょう。

「もちろん手強いグループだ。しかし、これこそがサッカーの祭典だろう。先に進むには絶対的な限界値を越えなきゃいけない。今の我々のような過渡期にある若いチームにとっては、大きな挑戦なるだろう」

ドイツ ヨアヒム・レーブ監督

 

「おそらく世界で最も厳しいグループだが、受け入れなければならない。他のチームの監督も同じように考えているはずだからね。きっと世界レベルのクオリティーが求められる複雑な戦いになる。最高と最悪、どちらにもなりうるだろうね」

フランス ディディエ・デシャン監督

 

「プレーオフを勝ち抜いてくるチームを含め、歴史と価値のある4チームが戦うことになる。そこで上に行けるのは2チームだけだが、ポルトガルは候補だ。チャンスは十分にある」

ポルトガル フェルナンド・サントス監督

もちろんどの国の監督も敗退する気はさらさらありませんね。グループFでの戦いは決勝戦以上に熱い戦いなる可能性があり、今から非常に楽しみです。

主要選手たちが怪我することなく、各国がベストなメンバーで臨めることを祈りつつEURO2020の開幕を待ちましょう!!





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