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20-21シーズン最強マンチェスターシティを止めるにはどうしたら良いのか?

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こんにちは。
マンチェスターシティ大好き松嶋俊です。

プロチームのコーチをしています。
大好きなマンCについてはSNSで配信をしていますので、よければどうぞ。

@dazndafoecontractsforsp0

「0トップ」「偽9番」と共に、今シーズンマンチェスターシティが採用している戦術の一つが、左右のサイドバックを担当する ##ジョアン・カンセロ の「インサイド化」です。 ##マンC ##プレミアリーグ ##サッカー最高 ##戦術解説

♬ オリジナル楽曲 - 松嶋俊 マンチェスターシティ大好き

今日は、マンチェスター・シティファンとしてタブーである「マンCを負かす」には、どんな方法が考えられるのか考えてみました。

というのも、3月2日に第29節の試合が行われ、マンチェスター・シティは4-1でウォルバーハンプトン・ワンダラーズに大勝して公式戦28戦無敗のクラブ記録に並ぶとともに、2位との勝ち点差を暫定で15ポイントに広げました。

強すぎます。

強すぎるので、このまま勝ち進んで欲しい反面、「誰が止めるのか?」にも興味が出てきます。そして、僕がプレミアリーグのどこかのチームの監督であれば、どうやったら止めることができるのか。

今回、そんなテーマで書いていきたいと思います。

1.ゴール前にバスを停める

モウリーニョの名言で「ゴール前にバスを停める」という言い回しがあり、言葉から想像できるように、ゴール前にDFを並べて守り切るという戦術があります。

この戦術でマンチェスターシティに対抗できないか。

直近のリーグ戦でこのバスを停める戦術シティに挑んだクラブがあります。
ウォルバーハンプトンです。

●参考映像
 

 

映像のように、自陣ゴール前に5-4-1と人を配置し、シティが攻めるスペースを完全になくし守り切る思惑がありました。

そして、前線の1枚にはトラオレという「個でグイグイ運んでいける」強烈な選手を配置し、0-0で終了してもOKだけど、あわよくばカウンターで一刺しして、勝ち点3を持って帰りますよという狙いも持って試合に臨みました。

結果はどうだったかというと・・・1-4の惨敗。

なかなか厳しい試合でしたね。(笑)
ウォルバーハンプトンの最大の誤算は「先制点を奪われたこと」でしょう。このバスを停める戦術の一番気を付けなければいけないことは、先制点を許さない事です。

90分間を通して守り切り、0-0、もしくは1-0で勝てれば万歳というモチベーションでこの戦術を使う必要があります。

ですが、ウォルバーハンプトンは前半の14分という早い時間帯で失点を許してしまい、試合開始早々にゴール前に停めていたバスを動かすはめになってしまいました。

この戦術は守り切ることを想定した戦術なので、先制されてしまうと、反撃する術を持っておらず、非常に厳しい展開になってしまいます。

選手のメンタル的にも「守る!!」というモチベーションで試合に入っているので、先制されることで「守る」から「攻める」に気持ちを切り替えなければいけません。

この作業をチーム全員で行うのはなかなか難しく、この試合のウォルバーハンプトンはこの切り替えができず、攻めるのか、守るのか中途半端な状況になってしまい、失点を重ねてしまいました。

バス停め戦術には先制された時にはほぼ機能しない戦術だということは理解しておきたいところです。

2.トレーニングでの構築

モウリーニョが面白いコメントをしています。

「運転手もバスを停めるには経験と訓練が必要だ。サッカーではこのことを理解するのに時間と練習が必要になる。選手たちはみんなピッチに出て楽しみたいものだが、いつもそうなるとは限らないこともある」

面白い言い回しですね!!

言葉の通り、この戦術は付け焼刃ではできません。ましてやシティのような圧倒的なボール支配率を誇るチームを相手にするときは、ほんの一瞬の隙を付かれる可能性があります。

●参考映像
 

 

映像のように、シティはゴール前にスペースがないと見るや、左右に揺さぶり、ウォルバーハンプトンを走らせ、選手間の距離を広げようと試みます。

そして、中央のロドがら右サイドのマフレズにロングボールを通そうとする刹那、ウォルバーハンプトン左サイドバックの選手が少し前にいるシティのMF、シウバに気を取られてしまい、その隙を見逃さなかったマフレズが入れ替わるように背後を取り、中へと侵入し、得点の起点となりました。

ここでのDFのベストな対応は、マフレズとのマッチアップに集中することでした。DF5枚の前にはさらに4枚の中盤の選手がおり、シウバはその中盤の味方に任せるべきでしたが、ここの役割分担がはっきりしておらず、穴をあけてしまった形となってしまいました。

バスを停める戦術は「誰が誰を見るのか」「どこからが自分の担当なのか」をトレーニングで、何度も何度も確認して、クリアに、強固なものにして臨む必要があります。

ボードを使ったり、映像で確認しながらより明確に、よりオートマチックにでききるようになって初めてバスを停めることができるのです。

相手はマンチェスターシティなので、相当な時間とトレーニングをして臨む必要がありますね

3.まとめ

バスを停める戦術には賛否両論あります。

「面白くない」「サッカーの本質は得点を奪うこと」など、否定的な意見の方が多いかもしれません。

ですが私は、マンチェスターシティのような怪物を相手にするとき、守るなら徹底的に守る!!攻めるなら何点取られようが前に出るといった、振り切った戦いをしないと勝利することは厳しいと感じています。

攻めるに関しては、クオリティや、選手の個に頼らざる負えなくなるので、不確定な要素が多いので、守り倒す方を選び戦う方がチャンスがあるのではないか。

0-0で終えれば御の字、運よくカウンターが刺さって0-1で勝ち点3をもたらすことができれば万歳というくらいの「守る」ことにモチベーションを注いで戦えば、シティ相手にも勝ち点を持って帰ることができるのではないかと私は思います。

今後マンチェスターシティを相手にするクラブはどのような戦術で戦うか、非常に楽しみな要素の一つです!


マンチェスター・シティの視聴

 
マンチェスター・シティの試合解説 ⇒ 解説記事はこちら
 

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