こんにちは。
マンチェスター・シティ大好き松嶋俊です。
インスタで試合について解説をしています。よければどうぞ。
さて、マンチェスター・シティファン大注目のプレミアリーグ第8節、マンチェスターシティ対リヴァプール戦について解説をしていきたいと思います。
1.結果は1-1の引き分けに終わりました
1-1.マンチェスターシティ スタメン
システム4-2-3-1
シティはアグエロを怪我で欠き、ジェズス、フェラン・トーレス、スターリングで攻撃陣を形成し、ベルナルド・シウバ、フォーデンがベンチからのスタートとなりました。
1-2.リヴァプール スタメン
システム 4-2-3-1
一方、リヴァプールは大怪我のファン・ダイクとファビーニョを欠き、マティプとゴメスがセンターバックを組み、好調のジョタも先発出場して、残念ながら南野はベンチから外れてしまいました。
2.試合解説
立ち上がりから積極的な入り方を見せたのはアウェーのリヴァプールで、後ろからボールを動かしながら、サラー、マネが果敢に飛び出し、仕掛けてチャンスを作ります。
そして前半11分、ペナルティエリア内の左で縦に仕掛けたマネをウォーカーが倒してしまいPKを与えてしまいます。守備時でのウォーカーの対応は、軽率で粘り強さを欠いていました。
これをサラーがゴール左へと沈めてリヴァプールが早々と先制に成功します。
しかしマンチェスターシティもデブライネを中心に徐々に攻撃にリズムが生まれ、前半31分にウォーカーからの横パスをペナルティーエリア手前で受けたデ・ブライネがゴール前のジェズスにクサビのパスを入れ、ゴールとDFを背にしながら上手く反転したジェズスがそのままGKアリソンを破り、シティが同点に追いつきます。
ここで注目していただきたいのが、21番のトーレスの動きです。ウォーカーがサイドでボールを持つと、トーレスはリヴァプールの最終ラインの背後を狙いにいくアクションを起こします。
このアクションにより、リヴァプールのDFは少し下がらざる負えません。そのおかげで、デブライネへのパスコースが生まれます。トーレスのバイタルエリアにスペースを作る動きによって生まれたゴールではないでしょうか。
さらに39分、デ・ブライネの右クロスが、ブロックに入ったゴメスの左腕に当たってCKへ。VARの結果、シティにPKが与えられ、逆転のチャンスを得ます。
しかし、なんとあの名手デブライネがこのPKを外してしまいます。
当たり前ですが、デブライネも人間だったと認識させられました。彼は成功率100パーセントのサイボーグではないかと思えるくらいの選手だったので。
1-1のまま迎えた後半、先にチャンスを作ったのはホームのシティ。55分、トーレスが左サイドからカットインしてゴール前にクロスを入れ、これに反応したジェズスがDFラインを抜け出してヘディング。
しかし、これはゴール左へと外れてしまいます。
マンチェスターシティはプレッシングを厳しくし、リヴァプールを思うようにボールを保持させないことに成功し、自分たちのペースで試合を進めることに成功します。しかしシティもボールは保持できるものの、リヴァプールがゴール前を固く守るので、決定的な場面を作ることができません。
互いにシュートチャンスの少ないまま、最後までお互いにゴールは生まれず、1-1のまま勝ち点1を分け合う結果に終わった。
3.総括
個の試合で気になった点が1つとして挙げられるのがデブライネの『精度』についてです。この試合で、で、は1アシスト記録し、チャンスに絡むプレーはさすがですが、PK失敗に始まり、クロスボールの鋭さや、精度は、本来の姿ではなかったように思えます。
極めつけは、左サイドでのデブライネらしからぬミスキック。
プレミアリーグやチャンピオンズリーグでの【過密日程】により、疲労の蓄積が心配です。デブライネに限らずリヴァプールでも、怪我人を多く抱え、さらにこの試合ではアレクサンダーアーノルドが足を痛めてしまい、ミルナーとの交代を余儀なくされました。
ふくらはぎを押さえていたので、おそらく筋肉系のトラブルでしょう。このリーグ全体を通しての怪我人の多さに、試合後グアルディオラ監督はこのようなコメントを残しています。
プレミアリーグは昨シーズン、コロナによる過密日程を懸念し交代枠を5人に増やす措置を行っていましたが、今シーズンからから3人に戻しました。この変更に、グアルディオラ監督やクロップ監督らは繰り返し不満を訴えています。
スケジュールの消化は大切かもしれませんが、試合のクオリティ、アグレッシブさを保つため、何より選手たちを守るためにも過密日程に対しての対策や、選手を第一に考えたルール改正が必要かもしれませんね。
4.まとめ
リーグを代表するクラブ同士のビックマッチでしたが、結果は少し物足りないものになりましたね。しかし、私個人としては、やはりレベルの高いクラブ同士の戦いは、観ていて楽しいものでありました。
選手のハイレベルで行われる駆け引き、球際での激しさなど、見ごたえはありました。
ゴールシーンがもっと見たかったのが本音ですが、改めてマンチェスターシティはおもしろい!!
次節のマンチェスターシティは11/26に、トッテナムとまたまたビックマッチ!!
ソンフンミン、ハリー・ケインに、新たに加わったベイルと強力な攻撃陣にどう立ち向かうのか、グアルディオラ監督とモウリーニョの因縁の対決にも注目して試合の日を待ちましょう!!