こんにちは。
マンチェスター・シティ大好き松嶋俊です。
インスタやティックトックで大好きなマンチェスター・シティについて解説をしています。よければどうぞ。
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プレミアリーグ第10節、マンチェスター・シティvsバーンリーが28日にエティハド・スタジアムで行われました。直近のチャンピオンズリーグでは、オリンピアコスに1-0で勝利し、2節を残しての決勝トーナメント進出を決定させたマンチェスターシティ。
この勢いをリーグ戦でも継続させていきたいところです。まず、このゲームでのキーポイントとなるのが「得点力の回復」です。
チャンピオンズリーグのオリンピアコス戦でも、チーム力の差から、当然のように圧倒的にボールを支配することができたマンチェスターシティですが、最後の仕上げの部分での物足りなさもあり、スコアは1対0で、快勝とはいきませんでした。
今回のバーンリーも、チーム力の差は明らかで、そういうチーム相手に内容でも結果でも圧倒する必要があると思います。
目次
1.両チームの情報
1-1.マンチェスターシティ メンバー
マンチェスターシティのスタメンはこれまでの主要メンバーである、ラポルテ、カンセロ、ベルナルド・シウバに代えてストーンズ、メンディ、ギュンドアンを起用し、デ・ブライネをトップ下に配置した4-2-3-1の布陣で臨みました。
システム 4-2-3-1
1ー2.バーンリー スタメン
対するバーンリーはシンプルな4-4-2で、しっかりブロックを敷いて、守備の構築から優先にしてくる布陣です。
システム 4-4-2
両チームのシステムのかみ合わせはご覧の通りになります
2.この試合キーポイントとなった箇所を解説
2-1.数的優位でのビルドアップ~
試合の展開としては、予想通りマンチェスターシティがボールを支配していきます。
バーンリーは、前線2トップでボールにプレッシャーをかけ、誘導して奪いたいところでしょうが、マンチェスターシティの巧みなビルドアップのせいで、チーム全体のラインがズルズル下がり、自陣に引きこもってしまいます。
というのも、マンチェスターシティがビルドアップを行う際、うまく数的優位を作り出すことで、バーンリーの前線2トップの両脇からうまく侵入していくように工夫しているため、バーンリーの前線2トップは全くといっていいほど、ファーストDFにいくことがでできませんでした。
●マンチェスター・シティ3枚でビルドアップ
バーンリーの前線2トップに対して、マンチェスターシティはボランチのロドリを、両CBのストーンズとディアスの間にポジションを落とすことで「敵の2枚には俺たちは3枚で回そうよ」という形を取ります。
そして、敵の2トップの間に顔をのぞかせる形で、もう一人のボランチであるギュンドアンがポジショニングし、敵の2トップが間のギュンドアンを気にしてそのパスコースを【閉める】形で位置を変えざる負えなくなります。
この敵の2トップの間を閉めさせることで、敵2トップの両脇にスペースができ、ディアス、ストーンズが楽々侵入していく事ができるのです。
この3枚を作り出す方法は他にもあり、味方CB間に下りるだけでなく、CB2枚を横にスライドさせ、その空いたところにボランチが下りて「3枚」を作り出すこともあります。
●背番号16ロドリが脇に下りてビルドアップ
大事なことは「敵がどういうふうに守備をしてくるのか」を試合が始まってできるだけ早く認知し「じゃあ自分たちはどうやって優位にビルドアップしようか」と工夫していくことです。
この試合でも決まりごとのように3枚でビルドアップするのではなく、敵が前線を1枚で守備する時間では、ボランチは無駄に下りることなくCBの2枚でビルドアップしていました。
敵の変化にも柔軟に対応することが出来るからこそマンチェスターシティはどの試合でもボールを支配することが出来るのではないでしょうか。
2-2.ケチャドバ
この言葉は、オランダの元サッカー選手、ファンニステルローイが言った言葉で、サッカーにおいて、ゴールできない時もあれば、大量にゴールできるときもあることを、ケチャップに例えたものです。
まさに現在のマンチェスターシティはケチャップがなかなか出てこなくてイライラしている状態でした。しかし、この試合では、今までなかなか出てこないケチャップのビンを思いっきり叩いた選手がいましたね。
マフレズのハットトリックで、ケチャップがドバっと出てきましたね!!とりあえずマフレズの全3得点見てもらいましょう。
●マフレズ1ゴール目
●マフレズ2ゴール目
●フォーデンの質の高い動き出しからマフレズ3ゴール目
マフレズの全3得点に共通しているものは『ペナルティーエリアに入っていく意識』です。
やはり、ペナルティーエリアに入っていかないと、得点できる可能性は低くなるわけで、この試合のマフレズは積極的にペナルティーエリア内へと動き出していたことがハットトリックにつながったのではないでしょうか。
2-3.フェルナンジーニョのリスク管理
この試合のマンチェスターシティの4得点目のシーンですが、後半からロドリに代わって出場したフェルナンジーニョの特に何でもないプレーですが、これが意外と大きいというプレーがありました。
●フェルナンジーニョのリスク管理
フェルナンジーニョならではというか、味方が攻撃中もマンチェスターシティの攻撃がずっと続くように奪われた際のリスクを考え、常にポジションを取り続けているフェルナンジーニョはこのシーンでも敵のクリアーボールにを難なく広い攻撃につなげています。
敵のクリアーボールを拾ってシンプルに味方に預けるプレーは目立たないかもしれませんが、このボールを敵に拾われるか、自分たちのボールに出来るかでは大きな違いがあります。
攻撃に前がかっているマンチェスターシティはこのクリアーボールを敵に拾われてしまうと、全員が長い距離を戻らねばならなくなり、負担になりますが、フェルナンジーニョが難なく回収し、前線に繋げることで、また自分たちの攻撃を再開させることができるのです。
私は、攻撃に特化したマンチェスターシティのようなチームの中で、フェルナンジーニョのような存在がいることはとても重要なことだと思っています。
彼がコンスタントにプレーできるようになれば、チームは安定してくるのではないでしょうか。
3.まとめ
左サイドバックのメンディーも得点するなどし、5対0と久しぶりの大勝を飾ったマンチェスターシティ。
●メンディーのゴール
内容でも数的優位を活かしたビルドアップで終始バーンリーを支配し、ボールを保持し続けました。こんな試合を続けることが出来れば、上位に上がっていく事も時間の問題でしょう。
次節はチャンピオンズリーグのポルト戦。
すでに決勝トーナメント進出を決めているマンチェスターシティなので、この過密日程を乗り切るためにも、デブライネや、エデルソンなどを思い切って休ませてみてもいいかもしれませんね。
フレッシュな選手を見たい気持ちもありますし、どういうメンバーになるのか楽しみに待ちましょう!!
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