こんにちは。
マンチェスター・シティ大好き松嶋俊です。インスタグラムでマンチェスター・シティの試合を解説しています。
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先日、マンチェスターシティファンにとって、胸がザワザワする報道がありました。
バルセロナはマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督の招へい?
可能性があると29日に英メディア『Sky Sports』が報じました。
現在、グアルディオラ監督とシティの契約は今シーズン限りとなっているみたいで、シーズン終了後の去就は未だ不透明とされています。さらにフォント氏は、グアルディオラ監督を招へいすることによって師弟関係にあった、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシを残留させることも狙いの1つとしてあるようです。
グアルディオがバルサに復帰させようとしているという報道の前に、マンチェスターシティの次期監督についての報道もありました。
引用元:KIKER
英紙『デイリー・メール』
昨季はプレミアリーグ優勝を逃し、今季も序盤から出遅れるなど、サイクルの終了が囁かれています。そんな中、後任としてクラブが候補者リストに含めたのがライプツィヒのナーゲルスマン監督で、33歳の青年監督でありながら昨季はチャンピオンズリーグでベスト4に進出するなど、躍進を遂げました。
シティはチームを長く任せられる逸材として目をつけているようですね。なお、ナーゲルスマンの他にも、現在フリーとなっている元トッテナムの監督だった、マウリシオ・ポチェッティーノも候補者の一人になっているとのことです。
マンチェスターシティはどうなるのか
グアルディオラ監督は長い時間をかけ、マンチェスターシティをペップ色に染めていきました。5レーンや、ハーフスペース、偽SB、ハイサイド攻略など様々な戦術をチームに落とし込み、圧倒的な強さを身につけることに成功しました。
しかしデメリットとして、ペップの戦術が特殊すぎて、マンチェスターシティ以外で、むしろ「ペップ以外」でプレーすることの難しさも選手の中にはあるのではないでしょうか。チームの象徴的存在として君臨しているデブライネも、代表チームでは、活躍こそしていますが、マンチェスターシティの時のような強烈な輝きを放っているとは言い難いです。
一種の依存性のようなものを感じるペップの戦術。
それにどっぷりと浸かってしまったマンチェスターシティのクラブと選手たちとサポーター。
いざ、グアルディオラ監督が退任し、新しい監督が招へいされるとなると、新監督はこの依存性の強い、ペップの戦術を取り除いていくことから始めなければいけません。
ましてや、今噂になっているナーゲルスマンもかなり強烈な個性を持った指揮官である。
3バックとアンカーが後方でパスを回し、正しい攻撃のパスコースを見つけるまで前方にパスを出さず、『サーキュレート』と呼ばれる攻撃方法は、偶然に頼るのを避け、パスコースを見つけたらロングレンジのスルーパスを前線の選手に通し、ノンストップで相手のゴールに迫る戦術がナーゲルスマンの代名詞であり、ペップとは似ているようで違う。
新しい戦術を根付かせるのは相当骨の折れる作業ですが、ペップのサッカーがマンネリ化してきているように思える今、新監督での新しいマンチェスターシティを見てみたい気もします。
もちろん、今現在の「ペップのマンC」もとても面白く、何より選手たちが呼吸をするようにペップの戦術を使いこなせているのを見るのが快感でもあります。
この監督人事の問題がこれからどう進展していくのか、注目していきましょう。
契約期間の2年間の延長に合意し、23年まで指揮(追記:2020年11月20日)